ガチガチの箍の中で苦しんでいるようにみえる今のパワーマックの不幸さ,が解消されるまで,あと…。
アップル社は台湾のチップセット業者にマザーボード設計の入札のために,新しいマザーボードのデザインを渡したようだ。そのマザーボードのデザインはすでに最終段階のもので,新しいパワーマック用のようだ。入札のデッドラインは3月28日で,通常,それから3〜4ヶ月以内に生産が始まる。
MacWhispersの記事は3月7日付けのものなのですでに旧聞だが,3月17日付けのMacBidouilleの記事(英語訳)が,Xserveとパワーマック用のパワーPC970のマザーボードが完成していると報じている。で,そのふたつをMacRumors.comが結びつけている。つまり順調にいけば,夏までにはパワーPC970のパワーマックの生産が始まると云うこと。でもIBMからのチップ供給はもっと遅かったような気もするので,発売となると年末ぐらいになるかもしれないが,とりあえず順調,うまくいけば早まる可能性もあるか。
64ビットのPPC970の登場は,切に待たれるところ(過去記事)。すでに代わり映えが感じられず,飽きられてきたようなパワーマックに,唯一残された起爆剤だ。これによってサーバー用途などに向けてネットワーク性能が格段にアップする。騒音,発熱,クロック上限に悩まされたG4の箍(たが)が外れる。ネットワークのために,必要な次なんだ。あ,30インチシネマディスプレイの噂もありますね(MacWhispersの記事),解像度2400 x 1500ピクセル。…アホみたいにでかそうだ…。
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